個人事業主になったけど「税金」関係のことがよくわからない!
3月を迎える前にザっとでも「確定申告」について知っておきたい!
確定申告を乗り切るためにはある程度数字の知識はやっぱり必要です。
今回はこんな人に向けておすすめの本を選んでみました。
この記事で紹介するのは、確定申告を乗り切るだけでなく「事業を安定・拡大させるために必要な数字の知識」が身に付く本ばかりです。
内容的にはどれか1冊だけでも十分ですので、確定申告までの間に早めに読んでおいてくださいね。
それではさっそく見ていきましょう!
数字の勉強の本ってだけで読む気がしないんだけど…
大丈夫、今回はそんな人でも読みやすい本の紹介をするよ!
確定申告を知るためにおすすめの本2冊
私が読んだ本の中から、今回はこちらの2冊を紹介します。
どちらも「確定申告」や「税金」についてわかりやすく解説されているので読みやすかったです!
それでは順番に見ていきますね。
フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
個人事業主・フリーランスとして開業したばかりで、確定申告や税金についてぜんぜんわからない!
という人はまずこの本です。
個人事業主が気になる確定申告や税金の考え方について、スッキリ理解することができます。
初版は2005年とやや古い本ですが、いまだに多くの人が支持している人気の本でもあります。
イラストや4コマ漫画で読みやすい構成にもなっているため、個人事業主の入門書としてかなりおすすめの一冊です。
良い本は年数が経っても変わらず良い本なのです。
お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!
めちゃくちゃわかりやすいです。
めちゃくちゃ読みやすいです。
税金について予備知識が少なければ少ないほどわかりやすく、面白い内容になっています。
確定申告書の書き方のハウツー本というより仕組みを知るための本ですが、入門書として事業を始めたばかりの人には自信を持っておすすめできます。
マンガ形式で気軽に読めて、しかも面白い(←ココ重要!)
経費を知るためにおすすめの本
経費についての本はたくさんありますが、私が読みやすかったのはこちらの本です。
「経費」というものについての考え方や線引きについては早めに知っておかないと、後で大変なことになりますからね・・・。
下で内容を紹介していきますね。
経費で落ちるレシート・落ちないレシート
税金とは切っても切れない関係の「経費」についての本です。
税理士とフリーランスの二人の会話を通して、どういったものが経費で落ちるのかわかりやすく書かれています。
いろいろな場面の例を示して解説されており、内容もかなりしっかりとしたものになっています。
個人事業を始めた初期のころは、経費について悩む時間が多くなりがちです。
そんなときにこの本があるとパッと調べることができて便利ですね。
これは私の個人的な意見ですが、「経費になるかどうか」という知識は開業というスタートラインに立つ前に知っておいた方がいいです。
事業において「経費にならないもの」にお金を使うのは、はっきり言ってムダでしかありません。
税理士を頼るのももちろんOKですが、まず自分自身で経費の線引きの基準は持っておいてくださいね。
知っているようで知らない経費…知ったかぶりで事業を行うのは危険だよ!
クラウド会計ソフト+確定申告について知る本3冊
こちらで紹介するこの3冊はクラウド会計ソフトについて学びながら、同時に確定申告についても知ることができる本です。
自分が使いたいと思っている会計ソフトがあるなら、それに合わせて1冊を選んでみてください。
会計ソフトは確定申告に必須、という訳ではありません。
ただ効率的に確定申告をするためにはかなり便利なツールのため、事業が安定してきたなと感じた時には一度導入を検討してみましょう。
「個人事業主として食べていける」くらいを目指すなら早めに会計ソフトに触れておいた方がいいですよ。
【1.freee+確定申告についてがわかる本】
【2.マネーフォワードクラウド+確定申告についてがわかる本】
【3.やよいの青色申告オンライン+確定申告についてがわかる本】
どれか1冊でOKです。
この3冊の本は、クラウド型会計ソフトのシェアの上位を占めるマネーフォワードクラウド・freee・やよいの青色申告オンラインのそれぞれの会社から出版されています。
どの本も クラウド型会計ソフトの使い方+確定申告について という内容になっています。
もちろん本を買わなくても、ソフトの使い方ならオンラインにマニュアルやヘルプがあるので調べればだいたいわかります。
しかし、操作に困ったときにいちいち検索するより手元に紙で解説があった方がいい!という私のような人はどれか1冊買っておくと便利です。
確定申告書の書き方や仕組み、オトクに青色申告を行う方法についてなどの情報もカバーしていますので、「青色申告のやり方について」などの本を別で買う必要もありませんよ。
>>自分にはどんな会計ソフトが向いているのかわからない人はこちら
会計ソフトと確定申告について同時に学べるのは一石二鳥だね。
まとめ
知識がほぼゼロの分野のことを調べる方法はいろいろありますが、私は情報が整理されている「本」が最初は一番いいかなと思っています。
ネット上にも同じような情報は転がっていますが、探すときはどうしても断片的になってしまいますし、たまに間違った情報も混ざっています。
本なら出版のGOサインが出るまでに何度も内容のチェックが入りますし、誰が書いたのかという作者もはっきりわかるため、ある程度情報も精査されています。
そのためまずはベースとなる知識を本から学び、足りない情報をネットなんかで探すのがいいんじゃないかな、と私は思います。
今回紹介した本以外にも、今の自分に必要そうな本を見つけたらどんどん読んでみてくださいね!
ではでは。
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