副業やってみたいけど、稼いだらやっぱり税金も上がるよね。
でも「税金」って何がどう変わるの?
本業の会社に副業がばれたってよく聞くけど、あれも税金が関係してるの?
ということで調べてみましたよ!
税金ってたくさんあるよね~。
税金の種類は多いけど、注意する税金は少ないから大丈夫!
副業で変わる税金
副業で変わる税金は所得税と住民税です。
所得税
所得税とはこんな税金です。
所得税は、個人の所得に対してかかる税金で、1年間の全ての所得から所得控除を差し引いた残りの課税所得に税率を適用し税額を計算します。
国税庁HPより
・・・
専門用語が並びますが、要約すると
所得税とは↓
です。
所得税は国に対して払う税金なので、国税って呼ばれる税金のひとつです。
もちろんたくさん稼いでいる人はたくさん所得税を払わないといけません。
なので副業をして稼ぐと、その分所得税も多めに払う必要が出てきます。
あと注意したいことが1点。
「一年間の全ての所得」
という部分です。
全ての所得ということは、
- 給与として受け取った所得
- 不動産の賃貸収入があるときはその所得
- 在宅ワークやブログ・アフィリエイトなどの収入があるときはその所得
全部の種類の所得を合算して所得税を計算します。
(所得の種類について詳しくは国税庁HPへ。)
給与は給与だけで個別に所得税を計算する、って訳じゃないんですね。
いろんな所得を合算して正しい所得税を計算するための作業が、
あの「確定申告」ってやつです。
稼ぐほど 税金上がる 所得税
う、うん…そうだね…。
住民税
住民税とはこんな税金です。
個人の住民税は、その年の1月1日に居住する市町村で、前年の所得に対して課税される地方税である。
こちらも要約すると
住民税とは↓
です。
所得の大きさに対して税金がかかるなど、大まかには所得税の仕組みと似ていますね。
所得税との一番の違いは、国ではなく地方の自治体に払う税金 ということです。
- 所得税は国税のひとつ
- 住民税は地方税のひとつ
ってことですね。
所得税とは徴収されるタイミングが異なるなど、細かな違いはあります。
詳しく知りたい人はWikiをチェック。
所得税が「国税」で…
住民税が「地方税」だよ。
副業するなら住民税には気を付けろ!会社にばれる理由と対策
副業して確定申告をすると、まずは所得税を納めます。
これはもちろん自分で納めます。
自分の所得税を自分で計算して自分で払う。
なので所得税がいくらなのかは自分と税務署しかわかりません。
一方住民税は自分で直接は納めません。
さて誰が払うのかというと…そう、本業の会社です。
正確に言うと、本人の住民税は給与天引きで会社が預かっているため、
本人の代わりに会社が納めるという図式です。
そのためあなたの住民税がいくらなのかは会社にバレバレ…(汗)。
副業して確定申告をすると、副業で稼いだ金額に応じて住民税も上がります。
そのため給与が同じくらいの人と比べてあなたの住民税が多いと、
もしかして給与以外の収入があるのでは?
と思われてしまいます。
会社が副業OKでもなるべく秘密にしておきたいときもありますよね。
副業が会社にばれてしまう原因は何なのか?
ばれないためにはどうすればいいのか?
詳しくは別記事にまとめています↓
会社の就業規則に副業の扱いが書いてるんだよね?
うん、副業OKかNGか、罰則や処分なんかがそこに書いてあるかもしれないよ。
副業するならおすすめは?
副業するなら手っ取り早いのはアルバイトですが、住民税の関係でほぼ確実に会社にばれます。
そのためアルバイト以外にしておいた方が無難ですね。
この記事にあるような在宅ワークは「雑所得」という所得の種類になるため、確定申告を正しく行えば住民税の問題はなんとかなります。
在宅ワークなら初期投資はほとんど必要なく始めることもできます。
- 本業の合間に少しずつ副業をやってみようかなと考えている会社員
- 子育てをしながらスキマ時間でできることを探している主婦
という人たちには副業として在宅ワークがやりやすいかな、と思います。
もちろん他にもいろんな副業があるから、自分に合ったものを探してみよう。
まとめ
これから副業を始める人は増えてくると思います。
副業でたくさん稼ぎたい!
と行動することも大切ですが、稼いだ後の税金の問題もしっかり押さえておきたいところ。
本業の会社との無用な争いを避けるためにも、副業に関する税金の知識は知っておきましょう!
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