クラウド会計ソフト
いろいろあるけど…どれを選んだらいいかわからない!
という質問を、仕事柄よく耳にします。
会計ソフトって一見どれも同じように見えますが、実は使い勝手はかなり違うものなんですよ。
この記事ではクラウド会計ソフトの大手
- freee会計
- マネーフォワードクラウド確定申告
- やよいの青色申告オンライン
この3社のそれぞれの特徴を比較しています。
「確定申告に全くの素人」か「ある程度分かる人」かで使うソフトは変わってきます。
自分にどのソフトが向いているか、しっかりチェックしてみてください!![]()
クラウド会計ソフト3社比較表
| freee会計 | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン | |
| 個人事業主 年間プラン料金 (税抜) | 【スターター】 11,760円 | 【パーソナルミニ】 10,800円 | 【セルフプラン】 11,800円 (初年度無料) |
| 【スタンダード】 23,760円 | 【パーソナル】 15,360円 | 【ベーシックプラン】 22,800円 (初年度無料) | |
| 【プレミアム】 39,800円 | 【パーソナルプラス】 35,760円 | 【トータルプラン】 39,600円 (初年度19,800円) | |
| サポート | メール・チャットが主 | メール・チャットが主 電話はパーソナルプラス のみ | メール・チャット・電話 すべてベーシック以上 |
| 対応金融機関 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 対応クレカ | 〇 | 〇 | 〇 |
| 対応電子マネー | 〇 | 〇 | 〇 |
その他サービス | 〇 | 〇 | × |
| 請求書作成機能 | 〇 | △ | △ 別途オプションMisoca 基本無料(条件あり) |
| 消費税申告 | △ スタンダードプラン以上 | △ パーソナルプラン以上 | 〇 |
| アプリ対応 | △ | △ | △ |
| 給与ソフトとの連携 | 〇 | 〇 | × |
※上記内容は2026年1月現在のもの
ということで項目を一つずつ見ていきましょう!
料金
| freee会計 | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン | |
| 個人事業主 年間プラン料金 (税抜) | 【スターター】 11,760円 | 【パーソナルミニ】 10,800円 | 【セルフプラン】 11,800円 (初年度無料) |
| 【スタンダード】 23,760円 | 【パーソナル】 15,360円 | 【ベーシックプラン】 22,800円 (初年度無料) | |
| 【プレミアム】 39,800円 | 【パーソナルプラス】 35,760円 | 【トータルプラン】 39,600円 (初年度19,800円) |
料金面ではやよいの青色申告オンラインのみ初年度無料プランがありお得ですね。
freee会計やマネーフォワードクラウド確定申告も、1カ月の無料期間はありますが、やよいの青色申告オンラインには及びません。
なお無料期間を除いた通常プランの料金で比較すると、マネーフォワードクラウド確定申告が一番安いです。
…とはいえ会計ソフトは料金以外の要素も大切です。
他にもいろいろあるので見ていきましょう!
サポート体制
| freee会計 | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン | |
| サポート | メール・チャットが主 電話はプレミアムのみ | メール・チャットが主 | メール・チャット・電話 |
- 電話サポートがどうしても必要ならやよいの青色申告オンライン
- メール・チャットでOKならfreee会計やマネーフォワードクラウド確定申告
サポートを比較するときのポイントとなるのが
「電話サポート」があるかないか。
freee会計はプレミアムプラン(年額39,800円)、マネーフォワードクラウドはパーソナルプラスプラン(年額35,760円)という一番高いプランのみ電話サポートに対応しています。
やよいの青色申告オンラインはベーシックプラン(年額22,800円、初年度は無料)以上で電話サポートに対応!
なるべく安く電話サポートを受けたい場合はやよいの青色申告オンラインですね。
逆に、メールやチャットサポートはfreee会計・マネーフォワードクラウド確定申告の方が有利です。
やよいの青色申告オンラインは、一番安いセルフプランだとメールもチャットサポートもありませんので…。
ちなみにメールやチャットサポートでは画面のスクリーンショットを送ったりもできます。
うまく使うことができればほとんどの疑問は解決できるはずですよ。
対応金融機関
| freee会計 | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン | |
| 対応金融機関 | 〇 | 〇 | 〇 |
3社とも基本的にはネットバンキング対応口座ならOK。
やよいの青色申告オンラインが対応している金融機関の数は他社より若干少ないですが、大きな差はありません。
都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合などなど
ネットバンキングに対応している金融機関ならほぼ大丈夫のはず。
念のため、無料おためし期間中に自分の口座が連携できるかどうか確認しておきましょう。
対応クレジットカード
| freee会計 | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン | |
| 対応クレカ | 〇 | 〇 | 〇 |
3社とも基本的にはWeb明細対応クレジットカードなら連携OK!
各社で大きな差はありません。
一通りのクレジットカードはどの会計ソフトでも連携できるので、ここはあまり気にしなくてもいいかもしれませんね。
対応電子マネー
| freee会計 | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン | |
| 対応電子マネー | 〇 | 〇 | 〇 |
nanaco、Suica、ICOCA、楽天Edyなどなど。
freee会計やマネーフォワードクラウド確定申告、やよいの青色申告オンラインとも一定種類の種類に対応しています。
その他サービスとの連携
| freee会計 | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン | |
| その他サービスとの 連携 | 〇 | 〇 | × |
Pitapa、BASE、Amazon(出品)、ASKUL、Yahoo!ショッピング、楽天市場
などなどネット上の様々なサービス。
加えてAirレジなどのレジアプリ。
この辺りの連携に強いのはfreee会計とマネーフォワードクラウド確定申告。
やよいの青色申告オンラインはこれらのサービスに全く対応していません…。
ネット上サービスでたくさん売買をしている人や、店頭でレジアプリを使っている人はその売買データが会計ソフトに連携できるかどうか確認を。
請求書作成機能
| freee会計 | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン | |
| 請求書作成機能 | 〇 | △ | △ 別途オプションMisoca 基本無料(条件あり) |
全プランで請求書作成に対応。
プランの違いによる機能の制限などはありません。
アプリからでも請求書が作成できるのは嬉しいポイント。
【マネーフォワードクラウド確定申告】
こちらも全プランで対応しているものの…
パーソナルミニプランでは取引先数の登録上限が15件までといった制限があります。
なお、パーソナルプランからは上限無く請求書作成機能を使うことができます。
請求書作成機能はありません。
代わりにMisoca(ミソカ)という外部の請求書作成サービスと連携ができます。
ただこちらは無料プランでは月間10通までとなっており、それ以上は有料プランへの切り替えが必要になります。
消費税申告はできるか
| freee会計 | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン | |
| 消費税申告 | △ スタンダードプラン以上 | △ パーソナルプラン以上 | 〇 |
【freee会計】
スタンダードプラン以上で消費税申告ができます。
スタータープランでは残念ながら対応していません。
【マネーフォワードクラウド確定申告】
パーソナルプラン以上で消費税申告が可能です。
【やよいの青色申告オンライン】
プランに関係なく消費税申告ができます。
消費税を納める必要が出てきても、プランを変更することなく対応できるのは〇。
アプリ対応
| freee会計 | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン | |
| アプリ対応 | △ | △ | △ |
各社アプリには対応しています。
対応していますが…ブラウザ版と比べると使える機能はかなり限られます。
freee会計、マネーフォワードクラウド確定申告、やよいの青色申告オンライン
それぞれのアプリでは主に仕訳入力をすることができます。
出先で発生した交通費の入力などがすぐに行えるのは便利ですね。
ただ、仕訳入力以外の他の機能はまだあまり充実していません。
今後のアップデートに期待です!
給与ソフトとの連動
| freee会計 | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン | |
| 給与ソフトとの連携 | 〇 | 〇 | × |
【freee会計】
外部サービスの人事労務freeeと連携させることができます。
【マネーフォワードクラウド確定申告】
外部サービスのマネーフォワードクラウド給与と連携させることができます。
【やよいの青色申告オンライン】
やよい給与Nextなど、いくつか関連ソフトはあるのですが…
今のところ直接データを連携させることはできないようです。
なお、会計ソフトに給与データの連携ができたとしても、会計ソフトの銀行口座自動連係機能のように大きな効率化までにはなりません。
なのでそこまで重要視しなくても大丈夫です。
自分にはどの会計ソフトが向いている?
freee会計が向いている人
という人ほど使いやすい設計のfreee会計。
逆に言うと他社会計ソフトを使ったことがある人には使いにくい可能性もあります。
たしかに入力画面などやや独特な部分はありますが、それは会計初心者に特化させたソフトを目指しているためです。
そのfreee会計の考え方や流れに乗ることができれば会計作業を大きく効率化できるはず。
クラウド上でできることも多く、ネットを活用しながら事業を大きくしていきたいという人にもおすすめできる会計ソフトです。
マネーフォワードクラウド確定申告が向いている人
今まで他の会計ソフトを使ったことがある人なら、使ってみるとすぐに慣れるはず。
さらにプラスで様々なサービスのデータ連携に対応。
やよいの青色申告オンラインが向いている人
やよいの強みは何と言ってもサポートの手厚さ。
プランにもよりますが、やはり電話対応があるのは安心感がありますね。
とはいえそれ以外の部分では大きな差はありません。
ちなみに「やよいの白色申告オンライン」
しかも使える機能はやよいの青色申告オンラインとほぼ同じ。
白色申告の人はやよいの白色申告オンラインを使わないと損かも?
どうしても自分に合った会計ソフトがわからない!という人へ。
多くの人の会計ソフトの使い心地を聞いてきて思うのですが…
そもそも「会計」という作業には向き不向きがあると感じます。
会計に向かない人が自分で無理やりやろうとすると、膨大な時間と労力がかかります。
苦手な会計という作業をする時間を何時間も、何日も割くくらいなら。
割り切ってすべて税理士に委ねた方が、時間効率がいいケースも多いのです。
税理士に頼むとかなり高くつくんじゃ…と思うかもしれませんが、案外そうでもないです。
毎月の顧問契約を結ばず、「確定申告のみ」を単発でお願いすることもできますし。
税理士に依頼することで数十時間もの自由な時間が手に入るとしたら?
検討してみる価値はあると思います。
まとめ
そんなときは、その人の確定申告や会計に関する理解度をしっかりと聞いてからアドバイスをするように心掛けています。
今から会計ソフトを選ぼうとしている人は、まずご自分の確定申告や会計に関する理解度を整理し、会計ソフトにどんな機能があったら助かるかなど、この記事でしっかりチェックしてみてください。
このとき自分が使っている「ネットバンキング」や「クレジットカード」が会計ソフトときちんと連携できるか合わせてチェック。
どの会計ソフトを使うにしても、「自動連携」というクラウド会計ソフトのメリットは最大限活かしたいところですね。
ではでは。




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