確定申告終わった!やっと落ち着いたけど今から来年の確定申告が心配…。
今年の流れはバタバタで覚えてないし、来年も同じようにできるかわからない。
覚えていることだけでもメモに残しておこうかな。
まずは確定申告お疲れ様でした。
自力にしろ税務署に行くにしろ、本当に大変だったと思います。
ただ、来年もしないといけないのが今からゆううつ…。
大丈夫です。
きちんと今年のおさらいをしておけば、来年の確定申告は確実に効率よくできます。
自分が確定申告の準備で何をやったかを思い出しながら、この記事を読んでみてくださいね。
今回はこんな感じの人を想定して書いています。
…そのため先にちょっと注意です。
確定申告ビギナーにとって必要度が高い情報に絞っているので、万人に向けたきっちりチェックリストにはなっていないのでご了承を。
いや~今年も大変だったね!お疲れさま。
ありがとう。会場に行ったらめちゃくちゃ並んだよ~
確定申告が終わって最初にすること
確定申告が終わったら、まずはほっとしましょう。
その次にするべき行動を順にまとめてみました。
まだ何かすることあるの?
ちょっとだけあるよ~来年のためにしておくことが。
申告書の作成に使った資料・書類の確認
今年の確定申告の資料が揃っているうちに、何が必要だったかを再度確認しておきましょう。
- 提出した申告書の控え
- 生命保険・地震保険などの控除証明
- 国民健康保険・国民年金の証明書類
- 医療費の領収書
- 事業の領収書・請求書など
このあたりはほとんどの人が関係する書類だと思います。
提出した申告書の控えは来年確定申告をするときの、いわばお手本になります。
大きな変化がなければ前年と同じような申告書ができあがるはずですからね。
医療費は総額が少なくても医療費控除が取れる場合もあります。
今回の申告で使えなかったとしても、とりあえず毎年捨てずに全て取っておくといいですよ。
事業で確定申告に必要な書類は人や業種によっていろいろなので、自分に必要な書類をしっかり確認しておいてください。
今回の確定申告のときに無くて困った書類があればメモするなりリスト化するなり、自分だけのチェック方法を整理しておくと来年楽になります。
上には含めていませんが、小規模企業共済、イデコ、ふるさと納税なんかをやっている人はもちろん来年も忘れずに。
必要な書類さえあれば、あとはなんとかなるからね。
書類を無くさないようにきちんと保管
確定申告に必要な資料は、確定申告が終わってからも7年間保存しておく義務があります。
書類が全部そろっているうちに、一年分を箱や袋に入れてしまいましょう。
税務署から万が一問い合わせがあった場合は過去の資料を探すことになります。
また、自分も「去年はどうしたかな…」と思って過去の資料を探すこともあるかもしれません。
間違っても資料捨てちゃダメですよ!
青色申告をしている人は、資料がきちんと保存されていないと青色の取り消しをくらう可能性もありますからね。
捨てたらダメなのか…あぶないあぶない(汗)
来年の確定申告を楽にするために
確定申告は準備がある程度できてさえいれば、かなり楽になります。
必要な資料が揃うスケジュールの確認
年末年始くらいで確定申告に必要な書類は届きます。
10月末 → 生命保険などの控除証明書(ハガキ)
1月末 → 国民健康保険・国民年金の支払通知書(ハガキ)
→ 事業での売上・仕入・経費の資料
随時 → ふるさと納税の領収書
→ その他災害寄付金などの領収書
こんな感じでしょうか。
生命保険などの控除証明は10月末くらいに届きます。
国民健康保険や国民年金の資料は1月くらいには届いているはず。
この辺の書類がない時は、早めに再発行をお願いするようにしておきましょう。
再発行は時間がかかりますからね…。
医療費は12月31日付の領収書まで使えます。
年末年始はバタバタするので、クリスマス過ぎあたりから集計に入るのもいいかもしれません。
ということでだいたいの書類は1月いっぱいまでに揃いますよ。
確定申告で必要な書類は年末調整で必要になる書類とほとんど同じですので、こちらの記事「年末調整の書類はいつ届く?」も合わせてチェックしてみてください。
必要な書類がないときは、早めに再発行の手続きを。
領収書の保管の仕方
領収書の保管といえば、紙に領収書をペタペタと貼っていって…というイメージが強いかもしれませんね。
これ、楽しそうですがやってみると結構大変です。
もちろんそうやって保存してもいいのですが、実は「領収書はこうやって保管しなさい!」ってルールは決まってません。
なので、保存できていればなんでもいいんです。
とはいってもある程度の整理はしておきたいところです。
おすすめなのは、領収書を1か月ごとにまとめて封筒に入れる方法です。
同じ月の中でなら日付は少々バラバラでもいいです。
封筒が12コできましたか?
それを箱なんかに入れて保存しましょう。
あとから領収書を探すときは、時系列になっている方が楽ですよ!
別の方法では
- 消耗品の領収書
- ガソリン代の領収書
- 飲食代など交際費の領収書
みたいに項目別に分けてももちろんOKです。
この辺りは個人の好みにもよってきますね。
僕はペタペタ貼りたいよ!
ペタペタ貼るときは、なるべく領収書同士が重ならないようにね。
会計ソフトってあった方がいいの?
さてさて、今回の確定申告にはどんなツールを使ったでしょうか?
手計算、エクセル集計、会計アプリ、会計ソフトなどいろいろな方法があります。
今は電卓叩いて手計算している人は少ないのかな?
エクセルなら数字を打ち込めば集計やチェックも簡単です。
手軽なエクセル派の人は多そうですね。
会計アプリはいろんな種類がありますね。
私はこのあたりはあまり詳しくないのですが、経費の集計ができたり口座と連携できたりするものもあって便利ですね。
会計ソフトはあると便利ですが、必須というほどではないです。
人による、ってやつです。
会計ソフトは便利だけど、ちょっとだけコストもかかるからね。
うーん僕はどうしようかな…
確定申告は自分一人でもできる!
税務署や確定申告特設会場に行くのは時間もかかるし大変ですよね。
かといって自分でやるのは間違いがあったら困るし…。
うん、わかります。
一度は人に見てもらいながら確定申告をするべきだと思います。
でも、確定申告は要領さえ掴めれば、自分一人でも十分できます。
一人だと最初はもちろんそれなりに時間がかかるかもしれません。
ただ、事業の内容が大きく変わらない限りは、毎年同じような申告の繰り返しになります。
だんだんと押さえておくべきべきポイントが見えてきますよ。
また、確定申告をすることで事業の1年のふり返りにもなります。
たとえ自分一人だけの事業だとしても、ある程度の数字の分析は必要ですからね。
どうしても確定申告が苦手という人は…
奥の手としていっそのこと税理士に確定申告を丸投げするのもアリです。
個人事業主が年間の確定申告にかける日数は平均で3日~1週間くらいです。
数字が苦手な人はもっと膨大な時間がかかることだってあります…。
その分を仕事や家族、副業にまわした方が、効率がいいケースも多いのです。
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まとめ
確定申告は面倒な作業かもしれませんが、事業を含めた自分の一年を締めくくる大切な作業です。
テキトーな申告をするとあとで税務調査になったり追加で何年分も税金を払ったり…というリスクもあります。
今回の申告で発見があったことは、ぜひ来年の申告に活かしてみてください!
ではでは。
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