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まだ他人事なの?相続(争続)問題はお金持ちだけの問題じゃない

まだ他人事なの?相続(争続)問題はお金持ちだけの問題じゃないいろいろ雑記

「相続」って考えたことありますか?

 

親はまだ元気だし、今はあんまり関係ないかな。

うちには分けるほどの財産もないし、兄弟の仲もそんなに悪くないし。

相続で争うってすごいお金持ちだけのことでしょ?

 

普段の生活ではなかなか相続について考えることは少ないですよね。

相続はお金持ちの争いのタネのイメージの強いですが、意外と身近な問題になりつつあります。

 

財産の多い・少ないに関わらず「争続」になってしまうこともあるとか。

 

では

どんなときに争続になってしまうのか?

ここではよくある3つのケースを検証してみることにしますね。

 

ひとつひとつ見ていきましょう!

 

 

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どんな時に「争続」になってしまうのか

相続税が絡むケース

ざっくり言うと、

相続税は財産が多いほどたくさん払う必要がでてきます。

これはなんとなくわかりますよね。

 

 

この「財産」が実は厄介なものでして。

財産がすべて現金だったら相続人の間でも分けやすくていいのですが…

 

財産が

  • 自宅の建物
  • 自宅の土地
  • 少しの預金

だけ、のような場合にはちょっと困ったことになります。

 

この場合の財産を兄妹で、

兄の私が自宅の建物土地

妹の私が少しの預金

というように分けた場合を見てみましょう。

 

…おや?

お兄さんと妹さんが何やらもめ始めたようです。

 

自宅を相続でもらうのはいいけど…

それにかかる相続税を払うお金なんか無いよ!

かといって自宅を売ってしまうと

自分はその家に住めなくなってしまうし…

今さら他の家に引っ越したくない!

 

兄さんは自宅をもらったのだから

それ以外の預金なんかは私がもらうのが当然。

相続税が払えないって言われても…

私の取り分まで狙うのはやめてよ!

 

ふむ…なるほど。

 

不動産をもらったからといって、現金が増えた訳ではありません。

そのため不動産だけ相続でもらった場合。

相続税は自分の手持ち預金から払わないといけないんですよね。

 

ということで

納税資金をどうするか?

という問題が相続には付き物なのです。

 

主な財産のほとんどが

「自宅などの不動産」

という場合に起こります。

 

相続税申告での信頼できる税理士選び

代償分割がうまくいかないケース

「代償分割」って聞きなれない言葉ですね。

ということでちょっと調べてみました。

 

[平成30年4月1日現在法令等]

 代償分割とは、遺産の分割に当たって共同相続人などのうちの1人又は数人に相続財産を現物で取得させ、その現物を取得した人が他の共同相続人などに対して債務を負担するもので現物分割が困難な場合に行われる方法です。

国税庁HPより

平たく言えば代償分割とは

ある財産を取得した人が、取得していない他の人に(現金などの)他の財産を分けること

です。

 

今度は財産が

  • 自宅の建物
  • 自宅の土地
  • 現金・預金はほぼゼロ

のような場合。

 

この場合兄妹でどう財産を分けたらいいでしょうか?

先ほどの兄妹にもう一度登場してもらいます。

 

兄の私は自宅(の建物土地)にそのまま住みたい

妹の私は自宅はいらないから現金がほしい

 

ふむ…それぞれ主張を始めましたね。

徐々にお互いの本音が出始めたようですよ。

 

 

兄さん、この際自宅を売ってお金に変えるのもいいんじゃない?

何言ってるんだ!ここは先祖代々の土地。
誰かが住み続けて守っていく必要があるんだ!

兄さんが自宅を継ぐのは別にいいんだけど。
私には何も相続できるものは無いの?
自宅をあげるんだから、私にもそれなりの他の財産をちょうだい!

そんなこと言われても…

自宅以外に相続できる財産はほとんどなかったしなぁ。

でも自宅を分けるには売るしかないし…うーん。

 

 

なるほど、なるほど。

 

確かに自宅の土地や建物はなかなか分けにくいですね。

仮に自宅の土地と建物を均等な持ち分で持つようにしても。

一つの家にお互いが住むのは現実的じゃないです。

 

売ってお金に変えるのがカンタンですが、そうはいかない場合だってありますよね。

 

 

というように

財産が不動産などで分けにくい場合、代償分割はどのようにするかで揉めてしまうこともあります。

 

前のケースとやや似ていますが、こちらは相続税がかからない相続の場合でも発生する問題です。

相続では割と多いケースですよ。

 

 

相続人の間でコミュニケーションがうまく取れていないケース

これ、相続の際に必ず直面します。

程度の差こそありますが、みんな必ず感じることです。

 

いざ相続が始まって。

普段ほとんど話もしないような兄弟が、相続の話のために集まって。

お互いが納得できるような遺産分割が、はたしてできるのでしょうか?

 

遺書などがあれば、まだ話はできるかもしれません。

が、究極的には遺書があってもそれを無効にしてしまうこともできますし。

 

  • 親の介護をしてきたのは誰か?
  • 親から生活費(小遣い)を長年もらってきた人がいるのではないか?
  • 親の会社を継いで経営しているのは誰か?

 

主張はそれぞれにあります。

「平等」がどこにあるかなんて、みんなバラバラな話です。

 

ということで

相続が始まる前から兄弟など相続人の間で「相続になった時の話」をしておく必要があります。

なかなか話題にはしづらい相続の問題ですが、これは必ずどこの家族にもやってくる問題です。

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まとめ:相続を「争続」にしないために

相続で揉めるパターンは上で紹介した以外にもたくさんあります。

ほとんどの場合結局はコミュニケーション不足・事前の根回し不足ということに尽きます。

親の財産を正確に把握しているのは親自身ですからね。

どこかのタイミングで子どもに伝えておくのは大事なことだと思います。

 

子どもからすればなかなか親に相続の話は切り出しづらいものがありますが…

いきなり「遺書を書け!」とまで言わなくても。

最近ではエンディングノートなど、相続の準備を考えるための方法はいくつかあります。

 

「相続無料相談会」などのイベントもたまにやってますし。

司法書士、税理士、弁護士など。

専門家の意見を聞いてみるのも一つです。

 

短期間で将来の相続について答えを出すことは難しいです。

  • エンディングノートなどのツール
  • パートナーや子どもたちの思い
  • 専門家など第三者の意見
  • 自分自身はどうしたいのか?

遺書を書くことだけが相続対策ではありません。

まずは少しでもできそうなことから、親子で一緒に相続に取り組んでみませんか?

 

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